当院のカウンセリングについて
どんな時にカウンセリングが有効か
「ただ聞いてほしいことがある」「恋人と別れた!寂しい!悔しい!」「なんだかわからないけど寂しい」「漠然とした不安がある」「なんだかイライラする」「大事な人が亡くなった」「心配をかけたくないから家族や友人には言えない。でも一人ではもう抱えきれない」「誰かと一緒に困りごとを整理したい」「言葉にならないかもしれないけど誰かに共有したい」「どうしたらいいのかわからない」など
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“病気”とまではいかないものや、漠然としたご相談でも大丈夫です。
少しでも気持ちが楽になる方法を一緒に考えていきましょう。
治療中の方でも、病状が落ち着いている方にカウンセリングが有効な場合があります。
主治医に相談されて、カウンセリング導入の適切なタイミングを話し合いましょう。
それぞれの疾患に対し、以下の心理療法が有効となります。
心理療法について
それぞれの心理療法と、それがどんな人に適しているかをご紹介します。
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認知行動療法
認知と行動を変えて感情や生理反応を改善する。
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どんな人に有効か
ネガティブ思考が頭から離れない。辞めたいのに辞められない行為がある。同じことを何度も考えてしまう。
ストレスマネジメント
身体や心に悪影響を起こすストレスに対し、どのように対処しどのように付き合っていくかを考える。
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どんな人に有効か
気分転換が苦手、何に困っているのかわからないけどよく体調を崩す。
自律訓練法
自己暗示をかけて身体の筋肉の緊張をほどく。
どんな人に有効か
緊張が高まりやすい方。特定の場面で緊張や不安、恐怖が高まる方。
対人関係療法
重要な他者との死別、重要な他者との不和、環境変化に伴う人間関係上の役割の変化、長期にわたる親しい人との関わりの欠如の4つのポイントから人間関係やコミュニケーションの傾向を分析し、適応力を上げていく。